後期高齢者医療歯科健康診査事業の実施について

後期高齢者医療歯科健康診査事業の実施により、被保険者の歯・歯肉の状態や口腔衛生状態等を確認することで、口腔機能低下を予防し、健康の保持増進につなげることを目的として、大阪市が実施しています。

当会で毎年10月に開催しております歯の健康展において、サブタイトルとして、「オーラルフレイルって何?」を掲げております。(会場でパネル展示もしています)

オーラルフレイルとは、oral(口腔の)、frail(弱い)という語が表す通り、高齢になって口腔の筋肉や活力が衰え、歯・口の機能が虚弱になることであり、口から食べ物をこぼす、ものがうまく呑み込めない、滑舌が悪くなるなどといった軽微な衰えを見逃した場合、全身的な機能低下が進むことから早期の対応が求められております。

後期高齢者医療歯科健康診査実施協力医療機関にて、歯の状態、義歯の状態、歯周組織、咬合の状態、口腔衛生状態、口腔乾燥、舌機能評価など、オーラルフレイルの指標となる健診を、無料で年に一回受けられます(※ただし、所定の健康診査項目以上の検査や治療を受けた場合、別途費用が必要となります。)

詳しい内容や、実施医療機関については、下記、大阪市のサイトにございますので、ご本人やご家族、同居の方など、是非ともご覧の上、受診されることをオススメいたします。

平成29年度 後期高齢者医療歯科健康診査事業の実施について

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